悩みがない人なんていない
卒業論文が行き詰まっている。ゼミから帰ってきて気分が落ち込んでいた。ゼミの最中も集中することができず、情けなくなった。
ルームシェアメイトの彼女に話をきいてもらって少し落ち着いたけれど、気持ちが上手く整理できなかった。先行研究を読もうとはするものの、思考が進まない。
切り替えようとシャワーを浴びていると、携帯電話が鳴っているのがきこえた。2つ年上の兄からの電話だったので、折り返した。1留年した兄は今年就職したばかり。仕事の関係で頼み事があってわたしに電話してきたようだった。社会人の生活リズムは中々ハードなようだが、仕事の内容は楽しいと言っていたので少し安心した。
兄との電話を終え、しばらくすると今度は10コ年が離れた姉からLINEのスタンプが送られてきた。フフッと笑みがこぼれた。
姉と1時間以上電話した。いろいろと愚痴を言ってしまったが、姉は上手く私の話をきいてくれた。
「最近さ、『悩みがない人なんていない』って言いきかせてるんだよね〜」と姉がもらしていた。大小はあれ、みんな何かに頭を悩ませながら生きてるんだろうなぁ。
というわけで、優しき姉兄のおかげで気が紛れました。感謝です。
明日・明後日はお友達とお勉強する予定。やらざるを得ない環境に自分を置き、励んで行く所存です。
こんな穏やかな気持ちで夜を迎えられるとは意外。
愚痴を言うのもたいせつね